市民節電所ネット

市民節電所ネットワークとは

地球温暖化もエネルギー問題を同時に解決できるい家庭部門の電気・ガス使用 量の削減、さらにCO2排出削減量が強く求められています。

1人、1世帯の削減量はわずかでも、仲間が集まれば、その量は増えます。
提唱した国内初の「市民節電所」を 市民とともに評価し、良いことが実証できれば、それを普 及するために市民団体を設立しました。
それがいまはNPO法人になっていますが、「市民省エネ・節電 所ネットワーク」(略して市民節電所ネットワーク、NWと呼ぶ)です。
なお、市民節電所「まほろば」のこの8年間の取り組みで、市民節電所が充分使えことが実証されまし たが、その理由の1つが構造にあると考えています。
省エネ・節電に自主的に取り組む市民の家族・世帯がコアのコミュニティ、それが集まったグループ(節電所)が小コミュニティで、それが集まって市民節 電所(中コミュニティ)を形成している三層構造です。
将来各地に市民節電所ができ、ネットワークとなれ ば四層構造となり、地域のコミュニティ活性化に寄与できると考えています。


定款

  • 名称

    本会を「NPO法人市民省エネ・節電所ネットワーク」(略して市民節電所ネットワーク、あるいはNWとよぶ)とする。
    省エネ・節電に向け取り組む市民(グループ)を「節電所」と呼び、それが集まり協定・情報的手段・経済的手段で、効率的かつ継続的に省エネ・節電、CO2排出削減さらには実質ゼロを目指す取り組みを「市民省エネ・節電所(略して市民節電所)と呼ぶ。

  • 目的

    市民節電所を広め、市民とともに取り組み、家庭部門の省エネ・節電、さらに二酸化炭素(CO2)排出削減の実を上げ、社会に貢献することを目指します。

  • 沿革

    2014年(平成26年)4月1日: 市民団体として設立。
    2018年3年1日: NPO法人に。

  • 事業等

    目的を達成するためにおもに次の3事業を行う。 1つが市民節電所の普及で、モデルとなる市民節電所「まほろば」を立ち上げ、運営する。さらに他地域での市民節電所の立ち上げを促し、それら間の連携や情報交換を積極的に行い、支援する。2つ目は、市民に向けての啓発事業で、3つ目が、市民節電所を広く知らしめるために、積極的な発信に努める。

  • 会員と会費

    NWの会員は、目的に賛同し事業などに関係する、市民、団体および事業者、行政関係者等をもって構成します。
    年会費は、一般会員2,000円、団体会員10,000円、賛助会員は随意とします。

  • 会の運営費

    NWの運営は,会員の年会費と寄附と助成金などの収入によって行います。

理事長メッセージ

地球温暖化防止のボランティア活動、教育に携わって20余年経ちます。
それ を学問的に支えるために大学院に通い環境経済学を研究しました。
そこから生 まれたのが、市民と省エネ・節電、さらにCO2排出ゼロを実現目指す国内初の取り組み「市民節電所」です。
この実証的評価のために、市民節電所「まほろば」の 活動を7年間実施し、有効性、継続性、さらに高い費用効果を確認出来、ビジネ スモデル「市民節電所」を普及出来る段階に来ました。
この活動はフロンティアを拓くものであり、いろいろのことを解決しながら進まなければなりません。その分、間違いなくやり甲斐いのある、面白い活動です。
皆さんも是非一緒にやりませんか? 「あなたのチカラが必要です。」

村木正義
経済学博士(京都大学)・理学博士(東京工業大学)。
環境省の環境カウンセラー(事業者部門・市民部門)、省エネルギーセンタの家庭の省エネエキスパート、奈良県の環境アドバイザーなどを務めています。この間の研究と活動が評価され平成28年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰を、また令和2年度環境カウンセラー地域特別貢献賞を受けました。
また奈良県ストップ温暖化推進の会(NASO)と奈良市地球温暖化対策地域協議会の立ち上げに参画、初代代表を務めました。

  

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