(3)コロナ禍と省エネ・節電

 2020年に新型コロナウイルス感染症が世界を席巻し、その影響でCO2排出量は前年に比べ約4~7%減ると言われています。私たちの省エネ・節電への影響はどうでしょうか?面白いデータが出ているのでご紹介しましょう。

 市民節電所「まほろば」は活動を始めて5年間
、協定で決めた1年間、さらに更新した期間でも
途中でやめたグループ(節電所)はありません。
 また電気とガスによるCO2排出量の合計は、
第1期は2.1トン増えたが、第2期は1.1トン減、
第3期は2.4トン減、第4期は7.1トン減と削減出
来てきました。ところが2020年に入ると増加に
転じた。
 何によるのでしょう。大きな要因としてコロ
ナ禍の影響が考えられます。
 そこで、月ごとの国内のコロナ感染者数と
「まほろば」全体のCO2排出増加量の関係をグ
ラフに示すと、右のようになります。この関係を数値で見ると、相関係数は約0.7と「かなり相関性がある」ことが分かります。
 このことは「まほろば」の参加者がコロナ禍に真摯に向きあい、感染状況をよく見て、出来ることをしっかりやった。政府で言うステイホームや不要不急の外出自粛に努め、またテレワークなどにも努めた。そのため電気ガスの使用量が増え、それによりCO2排出量を増加させてしまったと考えられます。